宝石ってキラキラしていて、思わずうっとりと魅了されますよね。
数多くあるピンク色の宝石の中で、「クンツァイト」という名前を聞いたことがあるでしょうか?
クンツァイトは、発見者でもあるティファニーの宝石学者にちなんで名付けられたという、とても魅力的な歴史を持つ宝石です。
今回は、そんなクンツァイトの魅力について、初心者の方にも分かりやすいように解説していきたいと思います。
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まるでライラックの花びら!優しげなピンク色にキュン♡
紫がかったピンク色は、まるでライラックの花びらのように可憐で、見ているだけで優しい気持ちになれそうです。
鉱物スポジュメンの変種のひとつで、美しいピンク色は、含有されるマンガンによるもの。
透明感のある薄いピンク色から、鮮やかな紫色など、様々な色合いのものが発見されています。
見る角度で色が変わる?!不思議な「多色性」
見る角度を変えるだけで、色が濃く見えたり、薄く見えたり、時には無色透明に見えるなど。
そのためか、イブニングドレスなど紫外線にさらされない服装に合うとして、「夕べの宝石(Evening Stone)」というロマンチックな別名もあるほどです。
知る人ぞ知る、ちょっぴりレアな宝石
発見者である著名な宝石学者、ジョージ・フレデリック・クンツ博士にちなんで名付けられました。
ちなみに、クンツ博士は米ニューヨークの宝飾店「ティファニー」の宝石学者として活躍したことで知られています。
クンツァイトを身につける時の注意点
「退色性」太陽光は苦手なんです…
クンツァイトは、長時間太陽の光(紫外線)に当たると、せっかくの美しいピンク色が薄くなってしまうことがあります。ジュエリーとして身に着ける場合は、強い紫外線に気をつけるようにしましょう。使用後は、直射日光の当たらない場所に保管してあげてくださいね。 - 衝撃には気をつけて!「劈開性」
クンツァイトは特定の方向に衝撃を与えると割れやすい「劈開(へきかい)」という性質を持っています。普段使いは問題ありませんが、ぶつけたり落としたりすると割れる可能性があるので、注意が必要です。
愛と癒しの石、クンツァイトの石言葉
身につけていると、心が穏やかになり、愛と平和をもたらしてくれると言われているんですよ。
まとめ
クンツァイトの魅力、分かっていただけたでしょうか?
繊細な宝石なので少し気を使う部分はありますが、その儚さもまた魅力の一つ。ぜひ、あなたもクンツァイトの優しい輝きに癒されてみてくださいね♪
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