「パパラチアサファイア」という宝石名を聞いたことありますか?

なんだか舌を噛みそうな名前ですが、サファイアの中でも特にレアで、「サファイアの王」なんて呼ばれることもある、とっても特別な宝石なんです。

オレンジとピンクが絶妙に混ざり合ったその色は、まるで夕暮れの空や、美しい蓮の花のよう。

今回は、そんな見ているだけでうっとりしてしまうパパラチアサファイアの魅力について、特徴からお手入れ方法、気になるお値段や石言葉まで、たっぷりご紹介します!

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パパラチアサファイアって、どんな宝石


パパラチアサファイアは、数あるサファイアの中でも、オレンジとピンクの中間色を持つものだけに与えられる特別な名前です。

サファイアといえばブルーが代表的ですが、実はイエロー、オレンジ、ピンク、パープル、グリーン、ホワイトなど、色のバリエーションがとても豊富なのです。

その中でも、特に希少なのが、オレンジピンク色をしたパパラチアサファイアなのです。

その名前は、産地スリランカの言葉(シンハラ語)で「蓮の花」を意味する「パパラチア」に由来するもの。

とても希少で、アレキサンドライト、パライバトルマリンと並んで「世界三大希少石」のひとつにも数えられているんですよ。

心惹かれる、その魅力とは


🧡 とろけるような奇跡の色合

パパラチアサファイアの一番の魅力は、なんといってもその独特な色ではないでしょうか。

オレンジが強いもの、ピンクが強いものなど、それぞれに特徴があり、ひとつとして同じ色合いはありません。

カラーサファイアは、オレンジが強すぎると「オレンジサファイア」、ピンクが強すぎると「ピンクサファイア」に分類されてしまいます。

このことから、オレンジとピンクの間の絶妙な色合いを持つものだけがパパラチアサファイアと呼ばれることを許される、まさに奇跡のカラーなのです。

💎 出会えたらラッキー!な希少

パパラチアサファイアは産出量が極めて少ないといわれており、そのことから「幻の宝石」「幻のサファイア」との異名で呼ばれることも。

主な産地はスリランカですが、マダガスカルやタンザニアなどでも発見されたそうです。

ただし、その中でも、色の基準を満たす美しい石はごくわずかなのだとか。

その希少性が、パパラチアサファイアの価値をさらに高めているようです。

知っておきたい!お手入れの仕


せっかく手に入れたパパラチアサファイア、ずっと長く、その美しさを保ちたいですよね。

幸い、サファイアはモース硬度が9とダイヤモンドに次ぐ硬さを持つ丈夫な宝石なため、お手入れは比較的簡単です。

日常的なお手入れや保管には、次のことに注意するようにしてください。

·         普段のお手入れ: 着用後は、柔らかい布で優しく拭くだけでOKです。

·         汚れが気になったら: 中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸し、柔らかいブラシで優しくこすり洗いをしましょう。その後は、しっかり水ですすいでから乾かしてください。

·         保管するときの注意点: 紫外線に弱い性質があるため、直射日光の当たる場所は避けて保管しましょう。

気になるお値段は



希少性が高いだけあって、パパラチアサファイアは他のサファイアと比べても高価です。

価格は、色の濃淡や美しさ、カラット(大きさ)、透明度、そして産地などによって大きく変わります。

特に、人工処理が加えられていない「非加熱」のパパラチアサファイアは価値が高く、加熱処理されたものと比べて価格が2倍以上になることもあるそうです。


パパラチアサファイアに込められた石言

パパラチアサファイアには、その美しい色合いにぴったりの素敵な石言葉があります。

·         誠実・慈悲

·         一途な愛・運命的な恋

·         光の花

·         信頼関係

これらの石言葉から、持ち主に愛情や心の平穏をもたらし、人間関係を良い方向へ導いてくれるお守りのような存在ともいわれているそうですよ。

まと

オレンジとピンクが織りなす、甘くも気品のある輝きで人々を魅了するパパラチアサファイア。

その希少性と美しさから、「いつかは手にしてみたい」と憧れる人も多いのではないでしょうか。

もしお店で見かけることがあったら、ぜひその奇跡の色合いをじっくりと眺めてみてくださいね。

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