英王室御用達ジュエラーに任命されている、ロンドンの宝飾店「ハウス・オブ・ガラード」。
1840年にアルバート王子が花嫁となるヴィクトリア女王に贈ったブローチや、ダイアナ妃からキャサリン妃へと受け継がれた婚約指輪など、数多くのロイヤルジュエリーを制作してきました。
そして今回、エリザベス女王の即位65周年を記念し、「ジュビリー」と名付けられたサファイアを配したブローチが発表されました。
エリザベス女王は2017年2月9日に、即位65周年の「サファイア・ジュビリー」を迎えました。
これを記念し、王室御用達ジュエラーである「ハウス・オブ・ガラード」が、「ジュビリー」と名付けたサファイアを発表しました。
非加熱で天然の美しさを誇るロイヤルブルーのサファイア
稀にみる美しさと大きさを誇る、ガラードのジュビリーサファイア。
鮮やかな青色は人工処理が全く施されていない天然のままの発色で、ブルーサファイアの最高品質とされるロイヤルブルーです。
ロイヤルブルーのサファイアは、古くから英王室のジュエリーとして使用され、王室メンバーに愛されてきました。
ガラード独自のクラスター法でセッティング
ジュビリーサファイアの原石は、ルビーの最高峰「ピジョンブラッド」やロイヤルブルーサファイアの産地として知られる伝説の土地、ビルマで産出されたもの。
原石が持つ美しさを活かすために施されたのは、優れたプロポーションのクッションカット。
石全体から海の色のように美しい、天然のロイヤルブルーを最大限に放つことに成功しています。
118.88カラットという巨大なジュビリーサファイアは、ガラードによる独自のクラスター法を使い、ダイヤモンドが贅沢に配されたブローチにセッティングされました。
英国王室で伝統的に身に着けられ、歴代の王族により大切に継承されてきました。
ロイヤルブルーのサファイアは王室そのものを象徴する宝石であるとともに、ガラードを代表する高貴な宝石と言えるでしょう。
画像出展元:Garrard/Instagram