イギリスのファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンの10周忌となった2月11日、キャサリン妃は全身マックイーンのファッションを着用して公務を行いました。
この日はウィリアム王子とチャールズ皇太子、カミラ夫人と4人で公務に出席し、「新ファブ4の誕生!」と大きな話題になりました。
負傷軍人のリハビリ施設を訪問
ウィリアム王子・キャサリン妃とチャールズ皇太子・カミラ夫人の4人は、この日レスターシャー州のラフバラーにあるディフェンス・メディカル・リハビリテーションセンター(DMRC)を訪問しました。
施設を訪れたキャサリン妃は、黒いミリタリージャケットとロングスカートを着用していました。小さなハンドバッグも黒色で、すべてアレキサンダー・マックイーンのものです。
DMRCはイギリスの軍隊に従事し、負傷した兵士たちの心身のケアやリハビリを行う施設です。そのため、妃はシックなミリタリージャケットを選んだのだと思われます。
この日はマックイーンの10周忌でもあることから、トリビュートとしての意味も込められていたのではといわれています。
シックなマックイーンのミリタリージャケットとスカート
(Duke and Duchess of Cambridge/Instagram)
キャサリン妃が着用したアレキサンダー・マックイーンの黒いジャケットは、スタンドカラーにステートメント・ボタンが施されている、テイラード・スタイルです。
スカートはミディアムレンスの細身ですが、大きなプリーツが付いているので裾に向けて美しいフレアーが広がります。
バッグはマックイーンのレザー製「Wicca」ラインのミニサッシェルです。妃は同じデザインでホワイトレザーとラフィア素材のものも所有しています。
黒いスエード・ブーツはラルフ・ローレン製。ネイビーの手袋のブランドは不明です。
耳元には、マッピン&ウエッブの「Empress」イヤリングが輝いていました。
ジャケットは売り切れに
アレキサンダー・マックイーンはキャサリン妃のお気に入りブランドで、先ごろ開催された英国アカデミー賞授賞式や、2011年の自身のロイヤルウエディングの際にもマックイーンのドレスを着用しています。
ちなみに、今回妃が着用したものと同じアレキサンダー・マックイーンのジャケットは、現在品切れになっているようですよ。