現地時間2月2日にロンドンのロイヤル・アルバートホールで、第73回英国アカデミー賞授賞式が開催されました。

当日は、毎年授賞式に毎年出席しているウィリアム王子とキャサリン妃も登場、以前から話題になっていたキャサリン妃のドレスに注目が集まりました。

リサイクル、サステナビリティまたはヴィンテージがテーマ



今回の英国アカデミー賞授賞式のテーマは『リサイクル、サステナビリティまたはヴィンテージ』です。当日の出席者は全員、以前着用したものかレンタルやヴィンテージの洋服を着用するようにと伝えられたそうです。

まず、リサイクルとは再利用のこと。

サステナビリティとは、環境・社会・経済の3点を焦点に現代から将来の世代、そして地球の持続を可能にすることです。地球環境を守りつつ社会の経済を発展させることを目標としています。

ヴィンテージとは現在から20年以上前に製作されたものです。

アレキサンダー・マックイーンのドレスをリサイクル



この日キャサリン妃が『リサイクル、サステナビリティまたはヴィンテージ』のテーマで選んだのはアレキサンダー・マックイーンの白いロングドレスでした。

真っ白で透明感のある生地にゴールドの刺繍が施されたドレスは、妃が2012年にダイヤモンドジュビリーの南東アジアロイヤルツアーで、マレーシアを訪れた際に初めて着用したものです。

ドレスはマレーシア訪問のために特別に製作されたものだそうです。胸元が大きく開き、ふわりとしたドレスにはゴールドでハイビスカスの花の刺繍が施されています。

ヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラ・コレクション


キャサリン妃は、ジュエリーもホワイトで統一していました。

ドロップイヤリングとステーションネックレスは、ヴァンクリーフ&アーぺルのマジック・アルハンブラ・コレクションからのペアです。

イエローゴールド素材にマザーオブパールを配したもので、四葉のクローバーをモチーフにした幸運を象徴するアイテムです。

アルハンブラはヴァンクリーフ&アーぺルが1968年に発表したコレクションで、幸せを呼ぶ可愛いクローバーシェイプに、様々なカラーストーンを配したデザインでブランドのアイコン的存在となりました。

グリッターが光るバッグと靴をコーデ



クラッチバッグは、アニヤ・ハインドマーチの『メタリック・マラノ・グリッターボックス』です。バッグ全体にグリッターが施され、ドレスとの相性もぴったり。華やかな授賞式で豪華な印象が引き立ちます。

ハイヒールはジミーチュウの『ファイアボール・グリッター・デグレイド』のポインテッド・トゥ・パンプスです。バッグと同じくグリッターが全体に広がっています。

噂のシトリン・リングも着用!

そしてもうひとつ、注目の的になったのが妃の右手の薬指に光る黄色い指輪でした。

この指輪は『シトリン・リング』で、2018年にルイ王子が誕生した記念としてウィリアム王子から贈られたものでは?と噂されました。実はその後、キャサリン妃は以前から愛用していることが明らかになっています。詳しい記事はこちら

キャサリン妃はシトリン・リングを2018年のヘンリー王子とメーガン妃のロイヤル・ウエディングや、2019年のウィブルドン観戦時にも着用する姿がキャッチされています。

全体を白でまとめ、ゴールドで豪華さを引き立てたコーディネート。授賞式という場に合うゴージャス感に、王室らしい気品あるエレガンスが漂っていますね。