英国王室には厳しいドレスコードがあり、キャサリン妃とメーガン妃も王室伝統のルールに従った、エレガントな装いを心がけています。

ルールの中にはマニキュアの色などを始めとする、さまざまな規定があるようです。ただ、ジュエリーに関しては、都市伝説になってしまったような噂があるとのこと。

さて、それはどんなお話なのでしょうか?

ダイヤモンドは夜だけというのはウソ?

まず、その噂とは…?

それは、当サイトでもご紹介したことがある、『ダイヤモンドジュエリーを着けるのは夜だけ』というお話です。


キャサリン妃とメーガン妃がダイヤモンドを着けるのは、午後6時以降からというお話でした。実はこの噂の内容は、すべてが真実という訳ではないようなのです。

これを証言したのが、英国王室執事として長年仕えたグラント・ハロルド氏。彼によると、「特別な理由を持つ、重要なイベントであるほど、ダイヤモンドを着用する機会が多くなる」ということ。

ただし、ジュエリーのスタイルは、公務の目的に合ったものでなくてはなりません。大ぶりの豪華なジュエリーに関しては、夕刻以降に着用するものと決まっているそうです。

昼間の公務などで豪華なダイヤモンドネックレスを着用することはありませんが、ダイヤモンドのイヤリングやブローチなどは着用が許されているといいます。

婚約指輪など宗教的な意味を持つダイヤモンドジュエリーは、前の記事でもお伝えした通り、着用が許されています。

ティアラは午後6時以降に着用


ハロルド氏によると、ダイヤモンドを配した婚約指輪やイヤリングは、昼間の公務でも着用できるとのこと。

しかし、ティアラについては厳しいルールが定められているようです。

王室メンバーがティアラを着けるのは、絶対に午後6時以降と決まっているそう。

『結婚した王室の女性メンバーだけが、夕刻からのイベントのみに着用できる。』

という厳しいルールがあるそうです。

女性がティアラを装うのは、『すでに伴侶がおり結婚相手を探していない、という地位を証明する』ことです。

男性にとっては、『ティアラを着けた女性を口説かないように』という合図になるといいます。

もちろん、自身の結婚式でティアラを装うのは許されています。キャサリン妃とメーガン妃は、それぞれのロイヤルウエディングで、素晴らしいティアラを着用した姿が注目されましたよね。

まとめ

昼間にダイヤモンドジュエリーを着けること自体がNGなのではなく、デザインや輝きが大ぶりなものは向いていない、という規則だったようです。

確かにキャサリン妃は、昼間の公務でダイヤモンドが配されたブローチやイヤリングを着用しています。どれも公務の目的に合うエレガントなデザインで、すっきりと着こなしていますよね。

ブローチについては、こちらの記事でご紹介しています。よろしければ、ご覧になってみてくださいね。↓