米ニューヨークの老舗ジュエラー「ティファニー」が、驚きのニュースを発表しました!

なんと、7,500カラットを超える、超レアなクンツァイトの原石をゲットしたそうです。

ティファニーといえば、1877年に伝説のイエローダイヤモンド「ティファニー ダイヤモンド」を入手して以来、まだ知られていない宝石を世に送り出したブランドとしてその名を確立しています。

今回のクンツァイトは、その歴史に新しい1ページを刻むビッグニュースといっても過言ではないでしょう。

☆アフィリエイトプログラムを利用しています。

7500カラットのクンツァイトの原石はどうなる?


この巨大なクンツァイトの原石は、ティファニーの腕利き職人さんたちによって、特別に10個の石にカットされるそうです。

それがなんと、伝説のデザイナー、ジャン・シュランバージェの代表作「バード オン ロック」ブローチのスペシャルコレクションとして生まれ変わるとのこと! 

しかも、新たな「バード オン ロック」は、1965年にデビューしてから、今年でちょうど60周年を記念する特別なカプセルコレクションとして発表されるのです。

巨大なクンツァイトは、アフリカのモザンビークで25年以上前に見つかったもの。大きさといい、透明度といい、色の美しさといい、本当に珍しい宝石なんだそう。

完全に自然な色合いが、自然の素晴らしさを物語っているし、ティファニーがずっと最高の宝石を追い求めてきた情熱そのものって感じですよね! 

クンツァイトは、きれいなパープルから、ちょっと大人っぽいライラックまで、あらゆる色合いが発見されています。

クンツァイトとティファニーの関係は?

ティファニーはこれまでにタンザナイトやツァボライトなど、誰も見たことが無いという宝石を世に送り出してきましたが、クンツァイトもそのひとつでした。

クンツァイトという宝石名は、1902年に米カリフォルニア州でティファニーの初代宝石学者ジョージ・フレデリック・クンツ博士によって発見されたことにちなんだもの。

このクンツ博士、独学で鉱物のことを勉強して、色石の分野では超有名になったという人物だそうです。

ティファニーが世界有数のジュエラーとして名を馳せたのも、クンツ博士の功績が大きいんだとか。

クンツァイトは、モルガナイト、タンザナイト、ツァボライトと同様に、20世紀にティファニーが世に送り出した「伝説の宝石」のひとつなのです。

今でもティファニーは、その伝統を受け継ぎながら、宝石学の歴史にも名を刻んでいるのですね。

伝説のコレクション「バード オン  ロック」


ここで、話を再び「バード
オン ロック」に戻しましょう!

これは、ジャン・シュランバージェという伝説のデザイナーが1965年に作った、ティファニーのアイコン的なジュエリーです。

シュランバーゼが旅先で出会った黄色いオウムからインスパイアを得たモチーフは、彼の自然への愛とか、生き生きした感じが伝わってくるようですね。

1995年には、世界最高峰のイエローダイヤモンド「ティファニー ダイヤモンド」にセッティングされたことで有名になり、その後も素晴らしい色石があしらわれてきました。

ティファニーの職人さんたちが、選び抜かれた宝石を一つ一つ丁寧に手作業でセットしてて、どの作品もエレガントで新しい、ティファニーらしさ全開なのです。

巨大なクンツァイトから作られるブローチ


そして今年は、「バード オン ロック」ブローチが生まれてから、ちょうど60周年を迎えます。

そのためティファニーは、今回入手したクンツァイトを使ったオーダーメイドのブローチを、なんと10個だけ作るのだそう!

それぞれカットもカラットも違う、超スペシャルなブローチになるのだとか。 

これって、ティファニーがお客さんとのつながりとか、ユニークな芸術性を心から大切にしていることの証ではないでしょうか。 

しかもお客さんは、ティファニーの宝石学者と協力して、クンツァイトを自分の好きな形にカットしてもらえるという、夢みたいなチャンスもあるそうです!

写真:Tiffany&Co./Instagram

ティファニー公式サイト https://www.tiffany.co.jp/

【関連記事】