イギリスで結婚指輪を選ぶ場合には、どのブランドが有名なのでしょうか。イギリスでは王室御用達に任命されるなど、最高品質の結婚指輪を制作する高級宝飾店がいくつかあります。
また、ロンドンの宝石街として知られるハットン・ガーデンでは、結婚指輪を専門とするアトリエ兼ショップが軒を連ねています。
こちらでは、結婚指輪を販売するイギリスの高級宝飾店から、ハットン・ガーデンにある結婚指輪の専門店まで、合計7社をご紹介していきます。
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イギリスの高級宝飾店
イギリスでは、王侯貴族のためにジュエリーを制作するなどしてきた、老舗の高級宝飾店が存在します。
世界的に有名なジュエリー・ブランドでは、最高級の素材とダイヤモンドを使用し、一流デザイナーと職人による高品質の結婚指輪を制作しています。
イギリスを代表する高級宝飾店の中で、結婚指輪を展開するブランドをご紹介していきます。
ガラード(Garrard)
出展元:Garrard/Instagram
1722年に創業し、1843年にヴィクトリア女王から王室御用達に認定された、伝統と歴史ある宝飾店です。
メアリー王妃やエリザベス女王の王冠をはじめとする、歴史に残る王室ジュエリーを制作してきました。
ダイアナ妃がチャールズ皇太子から受け取ったのは、ガラードによるサファイアを配した婚約指輪でした。
婚約指輪や結婚指輪などのブライダルラインも充実しており、プラチナやイエローゴールドのシンプルなウェディングバンドから、ダイヤモンドを配したエタニティリングまで、最高品質の素材を使用した豪華な指輪を取り揃えています。
デビアス(De Beers)
出展元:De Beers/Instagram
1880年、イギリス人のセシル・ローズ氏とチャールズ・ラッド氏が、南アフリカ共和国にダイヤモンド採掘と取引業を行う会社として創業したのが始まりです。
1940年代には「A Diamond is Forever(ダイヤモンドは永遠の輝き)」というスローガンをもとに、ダイヤモンドが婚約・結婚指輪を象徴することを世に広げました。
デビアスの結婚指輪は、クラシックなウェディングバンドにもダイヤモンドを配するなど、ブランドならではの心遣いがされています。
エタニティやハーフエタニティから、エメラルドカットやバゲットカットのダイヤモンドを全体に配した豪華なものまで、ダイヤモンドの美しさを活かした素晴らしい指輪が揃っています。
グラフ(Graff)
出展元:Graff/Instagram
1960年にイギリス人宝石商ローレンス・グラフ氏が設立した宝石店です。
「ウィンザー・イエロー」や「デレア・サンライズ」「グラフ・ピンク」などをはじめとする、有名なダイヤモンドを所有することでも知られています。
ダイヤモンド・ジュエリーに焦点を当てていることから、結婚指輪にもダイヤモンドを配した美しいデザインが揃っています。
ひねりを加えたスパイラルバンドから、エメラルドカットやハートシェイプにカットしたダイヤモンドを配したエタニティリングまで、多くのスタイルがあります。
素材はプラチナとローズゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドと種類が豊富です。
マッピン&ウエッブ(Mappin & Webb)
出展元:Mappin & Webb/Instagram
1775年に英シェフィールドで、銀細工のアトリエとして創業したことが始まりです。
1897年には英王室御用達宝飾店となり、海外の王族も顧客として名を連ねました。
結婚指輪はクラシックなバンドリングの種類が豊富で、フラットなものや丸みを帯びたデザインから、さまざまな幅のものまで多彩に揃っています。
ダイヤモンドを配したエタニティリングでは、V字などの曲線を描いた、指を美しく見せるスタイルが魅力的です。
素材はプラチナ、ホワイトゴールド、イエロー・ゴールド、ローズゴールドなどがあります。
イギリスの結婚指輪専門店
ロンドンのハットン・ガーデンは古くから宝石街として知られており、結婚指輪の専門店も数多く立ち並んでいます。
素材の仕入れからデザイン、制作すべてをアトリエで行うショップが多く、一流職人によるオリジナルの結婚指輪を入手することが可能です。
オーダーメイドに対応している店も多く、デザイナーや職人さんと相談しながら、世界に一つだけの結婚指輪を作ることもできます。
高級ブランドと比べると、入手しやすい価格であることも魅力です。
テイラー&ハート(Taylor & Hart)
出展元:Taylor & Hart/Instagram
ハットン・ガーデンの近くにある、チャンセリー・レーンにアトリエを構えるダイヤモンド・ジュエリー専門店です。
ダイヤモンドの婚約・結婚指輪のスペシャリストで、デザイナーと職人と一緒にご自分だけの指輪をデザインすることも可能です。
結婚指輪はクラシックなウェディングバンドから、凝ったフォルムやダイヤモンドや宝石を配したものなど、種類が大変豊富です。
素材はプラチナ、イエローゴールド、ローズゴールド、ホワイトゴールド。あらゆるカットのダイヤモンドに加え、ルビーにサファイア、ブラックダイヤモンドなど多彩に揃えています。
ダイヤモンド・リング・カンパニー(The Diamond Ring Company)
出展元:The Diamond Ring Company
ロンドンの宝石街ハットン・ガーデンにある、ダイヤモンド・ジュエリーの専門店です。
GIAや IGIなど世界的に信頼のおける機関で鑑定された、高品質のダイヤモンドルースを数多く取り揃えています。
ウェディングバンドは、シンプルなものからツートーンやダイヤモンドを埋め込んだものなど、種類も豊富。
ハーフエタニティの結婚指輪はダイヤモンドのみならず、エメラルドやルビー、サファイアを配したものも揃います。
素材はプラチナ、イエローゴールド、ローズゴールド、ホワイトゴールドから選べます。
ロンドン・ウェディング・リング・カンパニー(London Wedding Ring Co.)
出展元:London Wedding Ring Co.
こちらもロンドンのハットン・ガーデンにある、婚約・結婚指輪の専門店です。
35年以上のジュエリー業界との強い繋がりを活かし、ブライダルリングを手軽な価格で提供しています。オーダーメイドにも対応しています。
ウェディングバンドはフラット、丸みを帯びたもの、フラットと丸みの組み合わせ、Dシェイプなど、こだわりのデザインから選べます。
指輪の幅は2ミリから6ミリまでと6種類あるので、選択肢も豊富です。
ハーフエタニティリングでは、チャンネルセッティングやマイクロセッティングからプロング・セッティングなど、異なる留め方でダイヤモンドの美しさを引き立てています。
最後に
イギリスには多くの宝飾店が存在しますが、結婚指輪を選ぶ場合には、それぞれのライフスタイルや予算に合わせたショップを選ぶことが大切です。
結婚したその日から、ずっと着けることになる結婚指輪。
デザインの好みやサイズ感もあるので、パートナーと相談して、納得のいく結婚指輪を選ばれることをオススメします。