ロンドンのコベントガーデンでは、毎日テーマの違うマーケットを開催しています。

毎週月曜日にはアンティーク・マーケットが行われており、世界中からディーラーや観光客が訪れています。この日は早速、ヴィンテージ・ジュエリーを探しに出かけてみました。

コベントガーデンはカジュアル系のお洒落なショップや、レストランやカフェが立ち並ぶトレンドの発信地です。

少し歩くとウエストエンド・ミュージカルのシアターがあり、常に観光客で賑わっています。




地下鉄ピカデリー線のコベントガーデン駅を出ると、目の前にはティファニーのスタイル・スタジオが。

詳しくはコチラ↓

コベントガーデンは久しぶりだったけれど、なんだが内装が変わったみたい?オープン当初もそうだったけれど、トレンド最先端の土地らしく、ポップで若々しい内装が場所に馴染んでると思いました。




コベントガーデンのアーケード内では、毎日数人のパフォーマーが順番に演芸を行っています。観光客や家族連れなど多くの人々に囲まれ、賑やかな歓声や笑い声がマーケット内にも伝わってきました。

さて、目指すはマーケットです!

コベントガーデンには可愛いお店やブティックが沢山あるのだけれど、本日はマーケットで時間を費やすって決めてきました。

なので他のお店には見向きもせず、アーケードを抜けてマーケットまでまっしぐら。




まず最初に設置されているのが、アップル・マーケットです。

この日は人出もまあまあで、回りやすい雰囲気でした。ジュエリーからシルバー、食器、布、本などさまざまなアンティークやヴィンテージものが揃っています。

とりあえず、良いなと思ったものに目を付けて、目的のジュビリーマーケットへと向かおう!



ココがジュビリーマーケットの入り口。この中にたくさ~んのマーケット・ストールがひしめいている。

世界各国からの観光客が多い場所ですが、やはりコレクターやディーラーらしき人が多い様子。早朝5時からオープンしているので、誰よりも良いモノを掴みたいという本格的な人たちは、すでに朝早くに訪れて買い物を済ませてしまっているのだろうな。

入口近くにはファーや食器を扱うストールがありました。古本や玩具、レース、スタンプ、コイン、その他骨董品など、なんでもアリ的なお店が多いけれど、圧倒的に多いのがジュエリーです。




その中でも多く目に着くのが、やはりヴィンテージジュエリーを扱うストールです。

テーブルにずら~っと並んだジュエリーをひとつひとつ手に取って、根気よく探すのも楽しいかも。

格安で売っているお店があるけれど、石やピンが外れていたり、欠けているなどダメージのあるものが多かったです。

良く見かけたアイテムは、ヴィンテージのフィリグリー、カラフルなラインストーン系、フラワーモチーフ、アニマルモチーフ、イタリアのモザイクなど。

トリファリも多くて、やっぱり今はアンティークよりヴィンテージジュエリーが流行しているんだなと実感しました。

トリファリについてはコチラを↓

トリファリジュエリー【Trifari】ブランドの歴史と刻印や歴代デザイナーについて



この日購入した、ヴィンテージジュエリーのひとつ。イギリス製のボーンチャイナのブローチです。

え?陶器製のブローチ!?

それもそのはず、イギリスのストーク・オン・トレントは陶器の名産地として有名な土地なのです。

1930年代~80年代頃にはボーンチャイナのジュエリーを手作りしていて、お皿やティーカップと同様の美しいデザインや色彩のものが製作されていたのだそう。

この日、このような立体的なモチーフのブローチはほとんど見つからず、3色パンジーの可愛い色合いに一目惚れしました。

この日は、ほかにもお宝がいくつか発見できて大満足しました。素敵なヴィンテージジュエリーに出会えて嬉しい1日でした。


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