英コーンウォール地方で11日から開幕したG7サミットのレセプションパーティに参加したキャサリン妃が、ダイアナ妃のジュエリーコレクションを身につけて登場しました。

この日、白いドレスを着たキャサリン妃の手首を飾ったのは、ダイアナ妃がかつて愛用した3連パールのブレスレットです。

このジュエリーには、どのような思い出が秘められているのでしょうか。

写真:Duke and Duchess of Cambridge/Instagram

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ダイアナ妃がエルヴィス・ドレスに合わせたブレスレット

 

キャサリン妃の左手首に輝いていた豪華な3連パールのブレスレットは、1989年にダイアナ妃が真っ白な“エルヴィス・ドレス”を着用したときにつけていたものです。

エルヴィス・ドレスは、英ブランド「キャサリン・ウォーカー(Catherine Walker)」による、全体にパールビーズが施された華やかなデザインです。

そして何といっても特徴的なのが、エルヴィス・プレスリーの衣装のように襟元が高いスタイルだったこと。

このことから、“エルヴィス・ドレス”との愛称で呼ばれるようになりました。 

ダイアナ妃はこのドレスに、ロンドンのジュエラー「ナイジェル・ミルン(Nigel Milne)」によるブレスレットを合わせました。

このブレスレットは、妃がパトロンを務めた女性の健康に関する慈善団体「ブライトライト(Birthright)」への資金を募るチャリティ・コレクションの一部として制作されたものです。

ブレスレットにはダイヤモンドとパールのスペーサーが付いており、豪華なエルヴィス・ドレスに華やかに映えました。

キャサリン妃のコーディネート


         
写真:Duke and Duchess of Cambridge/Instagram

今回 G7サミットのレセプションに出席したキャサリン妃は、このブレスレットを「アレキサンダー・マックイーン」の白いコートドレスに合わせて、エレガントに着こなしています。 

手には淡い色合いが混ざったクラッチバッグを持ち、足元は「アクアズーラ(Aquazzura)」のヌードカラーのハイヒールでコーディネート。

耳元で輝いていたのは、ロンドンのジュエラー「ロビンソン・ぺラム(Robinson Pelham)」による、“オキシジェン・アスペン・イヤリング(Oxygen Aspen Earrings)”です。

妃は2017年夏にドイツで開催したレセプションに出席した際や、2018年にスウェーデンを訪問した時にも、このイヤリングを身につけていました。