アリアナ・グランデの婚約指輪は婚約者によるこだわりのデザイン「パールはアリアナにとって特別な存在」


米歌手アリアナ・グランデが現地時間12月20日に恋人ダルトン・ゴメスさんとの婚約を発表しました。アリアナが自身のインスタグラムでダルトンさんとの熱々ショットと婚約指輪の写真を公開すると同時に、個性的な婚約指輪に注目が集まりました。アリアナの婚約指輪には、特別な思いが込められているそうです。


指輪を作った職人が明かす製作裏話


アリアナの婚約指輪を製作したのは、宝石職人のジャック・ソロウさんです。ジャックさんは『E!』のインタビューに応じ、アリアナの婚約指輪の製作裏話を伝えました。 

オーバルシェイプのダイヤモンドの隣に一粒パールを配した婚約指輪は、プロポーズの5~6週間前に製作案が練られたそうです。ダイヤモンドが特別なものだったため、探すのに一苦労したとのこと。

ジャックさんは仕事場のあるニューヨークから、フェイスタイムやズームなどのビデオ通話で米西海岸に住むアリアナの恋人ダルトンさんと連絡を取り、指輪の詳細について相談したそうです。

「ダルトンさんは、どんな指輪にしたいかがはっきり分かっていたのです。どんな風に見えるのかについて、強い想いがありました。現代風な感じでね。ダイヤモンドを少し斜めに配するのは彼のアイデアだったのですよ。」

パールに込められた意味



ダルトンさんは、指輪にパールを絶対に取り入れたいと希望しました。というのも、パールはアリアナにとって特別な存在であることを知っていたからだそうです。

アリアナの誕生日は6月で、誕生石はパールです。アリアナは2014年、彼女の祖母がアリアナのために作ったというパールの指輪の写真をツイッターで公開しています。実はこの指輪は、同年に他界したアリアナの祖父のタイピンに配されていたパールを外して、お祖母さんがリメイクしたものだったのです。

アリアナは投稿に「祖母は、夢の中に祖父が現れ、このパールがアリアナを守ってくれると伝えてくれた、と言うのです」と記しました。

婚約指輪に配したのがアリアナの祖父から引き継いだパールか否かは不明ですが、パールに対するアリアナの特別な想いは、ダルトンを通じて引き継がれたのです。

ダイヤモンドのセッティングにもこだわりが

ダルトンさんは、ダイヤモンドのセッティングにもこだわりました。

指輪を作ったジャックさんはダイヤモンドのシェイプについて「オバール型はとても美しいシェイプですよ」と称賛しています。

「彼のデザインは、ダイヤモンドを斜線で配して、オーバル型の長いライン部分を上手く繋げるものでした。そして脇には、パールをぴったりとくっつけるのです。」

「ダルトンは非常にデザイン志向の人なのです。とても審美的志向が高いですね。すべての構成とディテールは、彼の貢献によるものです。」

ダルトンさんは婚約指輪がアリアナにとって特別なものになるようにと、細部のディテールやにこだわり、多くの希望を出したといいます。全てにおいて完璧なものを完成させることが、ダルトンさんの目的だったそうです。

素敵な婚約指輪にアリアナは歓喜

プロポーズのあと、ダルトンさんはジャックさんと連絡を取り、嬉しい報告を聞いたと伝えています。

「ダルトンは感謝してくれました。アリアナも歓喜していたそうです。当然ですが、ダルトンも歓喜していました。もちろんですよね。彼の考案は素晴らしかった。本当に美しい指輪ですよ。」