3月9日、バッキンガム宮殿で開催した祝典にキャサリン妃が出席しました。サファイアブルーのドレスを着用した妃の耳元で輝いていたのは、ロンドンのブランド「Erdem」製のシャンデリア・イヤリングです。
ダイアナ妃から受け継いだロイヤルブルーのサファイアの婚約指輪を思い起こさせる、王室らしいカラーコーディネートで、キャサリン妃の美しさが際立っていました。
バッキンガム宮殿で開催されたのは、キャサリン妃がパトロンを務める慈善団体「Place2Be(プレイス・トゥ・ビー)」の設立25周年記念を祝うレセプションでした。🎂 Happy 25th Birthday @Place2Be — here’s to many more!— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) March 9, 2020
No child or young person should have to face mental health problems alone — and that has been the founding mission of Place2Be #25YearsofPlace2Be pic.twitter.com/m68zJ7pVtX
「Place2Be」は子供達や若者のメンタルヘルスや精神面での健康を向上するための活動を行っています。
この日の祝典で、団体のパトロンであるキャサリンはジェニー・ペッカムのブルーのロングドレスを着用して登場しました。ドレスのトップは花模様の刺繍に輝くビーズがあしらわれています。スリーブには透ける素材を使い、デコルテを美しく見せる上品なネックラインが特徴的です。ドレスは下に向けてふわりと広がり、夜の華やかな席に合うエレガントなスタイルです。
実はこのドレスは、キャサリン妃がウィリアム王子と2016年にインドを訪問した際に、ムンバイのタージ・マハル宮殿で開催された慈善団体のレセプションで着用したものなのです。ドレスに施されたビーズの刺繍は、現地インドで手作りされたのだそうです。
ドレスと同じ色とデザインのクラッチバッグも、ジェニー・ペッカムによる作品です。ドレスの裾からちらりと姿を見せるのは、ジミーチュウの「Romy 100 デグレード・グリッター・スエード・パンプス」です。
そしてキャサリン妃の耳元で輝いていたのは、ブルーのドレスとコーディネートした「Erdem」のシャンデリア・イヤリングでした。
サファイアブルーのクリスタルから、パールビーズをセンターに配したフラワーモチーフをドロップしたデザインです。パールビーズから枝が伸び、ブルークリスタルの小花が5輪咲き誇っています。
イヤリングを製作したブランド「Erdem」は、カナダのモントリオール出身のデザイナー、Erdem Moraliogluさんがロンドンで2005年に設立したブランドです。アパレル、靴、アクセサリーなどのレディ―ス・ファッションを展開するブランドで、キャサリン妃はこれまでにも何度かErdemの作品を着用する姿がキャッチされています。
The Duke and Duchess of Cambridge joined The Queen and Members of the @RoyalFamily for the annual #CommonwealthDay Service at Westminster Abbey pic.twitter.com/sFkouQMPVt— Kensington Palace (@KensingtonRoyal) March 9, 2020
この日レセプションが開催される前には、ウエストミンスター寺院で「コモンウェルス・デー」の礼拝式が行われています。キャサリン妃はウィリアム王子とともに寺院に到着、エリザベス女王やチャールズ皇太子夫妻、そして高位王族として最後の公務となったヘンリー王子夫妻らと礼拝式に出席しました。