2019年11月27日、ロンドンの中心地にある王立公園リージェンツ・パークで、日本から寄贈された桜の植樹式が開催されました。
セレモニーには、長峯安政駐英大使とリチャード王子も参列。イギリス政府関係者や国会議員などが出席し、BBCなどのメディアでも大きく報道されました。
Trees were planted by HRH The Duke of Gloucester, with Ambassador Nagamine; Loyd Grossman, Chairman of The Royal Parks with Keisaku Sandy Sano, Project Chairman, together with children from Robinsfield Infant School. #sakuraproject— Sakura Cherry Tree Project (@JapanUKSakura) 27 November 2019
(Images courtesy @theroyalparks ) pic.twitter.com/OtpHxc4p9l

日本からイギリスへ6,500本の桜を寄贈するのは、「日英桜植樹プロジェクト(PT)」という、日本の民間による寄贈プロジェクトです。
プロジェクトの創始者で代表を務める佐野圭作・英国日本人会会長はこの日、現地のロビンスフィールド小学校の子供達と一緒に、桜の植え付けを手伝いました。
First of many cherry blossoms to be planted across the U.K. planted in @theroyalparks @SAKURAProject @JAPANinUK @japansocietylon @japanmatsuri @japanuk20192020 @BBCLondonNews pic.twitter.com/N2gH9bqw2K— briohny (@justbriohny) 27 November 2019
桜の植樹が終わった後はスピーチが行われ、ジョージ・エリオット小学校の子供達が「さくらさくら」を合唱しました。
プロフェクトはこれから2年の計画で、英国内の学校や公園など、およそ500か所以上の場所に桜を寄贈する予定だそうです。
今回リージェンツ・パークに植えられたのは、ソメイヨシノ30本と太白5本でした。リージェンツ・パークは、3万本以上のバラが植えられた庭園や、美しい日本庭園、野外劇場などがある大きな王立公園で、春から夏になると家族連れなどがピクニックなどに訪れます。
来年の春には、満開の桜並木を歩きながら、日本庭園で和の雰囲気をたっぷり味わうのが楽しめそうです。
