第91回アカデミー賞オスカー授賞式が、2019年2月24日にハリウッドで開催されました。
オスカー授賞式で毎回注目を浴びるのが、参加女優達が着用する豪華なジュエリーです。今回も、レディガガをはじめとするセレブ達が美しいドレスとジュエリーを纏ってレッドカーペットに登場しました。
世界中の話題をさらったレッドカーペットで、最も大きな注目を浴びたセレブとジュエリー10選をご紹介していきます。
レディガガとティファニーのネックレス
映画「スター誕生」の主演女優賞と歌曲賞の2部門にノミネートされた、レディガガ。この日着用したのは、ティファニーを代表するイエローダイヤモンド「ティファニーダイヤモンド」のネックレスです。
128.54カラットのイエローダイヤモンドは、1878年に創業者のルイス・ティファニーが入手。クッションカットが施され、カナリアが乗ったデザインにもなりました。
映画「ティファニーで朝食を」のプロモーション写真では、ネックレスにセッテングされたデザインをオードリー・ヘップバーンが着用。現在はティファニー本店に常時展示されている、世界的に有名なイエローダイヤモンドです。
今回はダイヤモンドのネックレスとなって、レッドカーペットに登場しました。セットとして製作されたイヤリングが耳元で美しく輝いています。
ローラ・ハリアーとブルガリのネックレス
映画「ブラック・クランズマン」のパトリス・ダマス役で出演した、ローラ・ハリアー。
ブルガリのハイジュエリー・コレクションから、大きなエメラルドとルベライトがたっぷりと配され、ダイヤモンドを連ねたネックレスを着用しました。
レイチェル・ワイズとカルティエのヘッドバンド
映画「女王陛下のお気に入り」の助演女優賞にノミネートした、レイチェル・ワイズは、カルティエのヘッドドレスを着用。
1903年に製作された、プラチナとダイヤモンド製ブローチから作られたものだそうです。
ダナイ・グリラとフレッド・レイトンのヘッドバンド&イヤリング
映画「ブラック・パンサー」でオコエ役を演じたダナエ・グリラが着用したのは、フレッド・レイトンのジュエリーです。
輝かしいゴールドのヘッドバンドとイヤリングは、ヴィクトリア時代のアンティークだそうです。
オリビア・コールマンとショパールのイヤリング
映画「女王陛下のお気に入り」の主演女優賞を受賞した、オリビア・コールマン。
この日着用していたのは、ショパールのダイヤモンド・イヤリングです。
ローラ・ダーンとハリー・ウインストンのネックレス
プレゼンターとして登場した女優のローラ・ダーンは、ハリー・ウインストンのジュエリーを着用。
ネックレスは「リバー・カスケイディング・ダイヤモンド・ドロップ・ネックレス」というデザインで、ダイヤモンドはトータルで115カラット以上。耳元には、ダイヤモンドのピアスを着用しています。
ジェニファー・ハドソンとハリー・ウインストンのイヤリング
この日、アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされた映画「RBG最強の85才」のテーマ曲「I'll flight」をステージで歌唱した、歌手で女優のジェニファー・ハドソン。
真っ赤なドレスに合わせたのは、ハリー・ウインストンの1972年のヴィンテージ・ジュエリー。ダイヤモンドを連ねたシャンデリア・イヤリングです。
ジェニファー・ロペスとニワカのイヤリング
オスカーにプレゼンターとして登場したジェニファー・ロペスは、日本のブランド「俄(NIWAKA)」のイヤリングを着用。
イエローゴールドにダイヤモンドがあしらわれた「唐花KARAHANA」コレクションから発表されたものです。
ジュエリア・ロバーツとシンディ・チャオのイヤリング&バングル
アカデミー作品賞のプレゼンターを務めたジュリア・ロバーツは、シンディ・チャオのイヤリングとバングルを着用していました。
イヤリングはダイヤモンドとコンクパールが配されたもの。バングルは18Kゴールドにトータル57.51カラットのダイヤモンドが配された、木の枝モチーフのミニチュア彫刻です。
ヘレン・ミレンとハリー・ウインストンのネックレス&イヤリング
プレゼンターとして登場した大女優のヘレン・ミレンは、「スキャパレリ」のピンクのドレスとハリー・ウインストンのジュエリーを着用。
ネックレスとイヤリングは、ハリー・ウインストンのアイコンである「クラスター・コレクション」です。
まとめ
第91回アカデミー賞の授賞式では、ハリー・ウインストンのジュエリーを着用する姿が多く見られました。
レッドカーペットで豪華なジュエリーを貸し出すことを始めたのは、ハリー・ウインストンです。オスカーを象徴する伝統として、ハリー・ウインストンのジュエリーはレッドカーペットには欠かせない存在となったようですね。