カルティエのハイジュエリー・コレクション「カルティエ・ロワイヤル」のひとつ、「The Reine Makeda Necklace」。


モザンビーク産ルビーがセンターで輝くネックレスは、フランスの芸術祭「パリ・ビエンナーレ」のために制作されたものです。



カルティエのネックレスに名付けられた「The Reine Makeda(女王マーケダー)」とは、旧約聖書に登場する「シバの女王」のことです。

シバの女王は、神の知恵の化身であるとみなされていました。

ネックレスに配されたのは、モザンビーク産のルビー。オーバルカットが施された、15.29カラットという迫力ある大きさです。

ルビーの上には、3.51カラットのラウンド・ローズカットのダイヤモンド(D、IF)が、下には5.10カラットのペアシェイプ・ローズカットのダイヤモンド(E,VS2)が1石ずつセッティングされています。


ネックレスの全体には、シェイプの異なるルビーとダイヤモンドを贅沢に散りばめたデザイン。

カルティエの高いクラフツマンシップとデザインで作られた、完璧な美しさを誇るネックレス。

制作には3,320時間という長い期間が費やされたそうです。

ネックレスは「第2の皮膚」というコンセプトをもとに、クチュールに取り入れられるような落ち着き感があるデザインです。


ルビーを連ねたチョーカー部分は取り外し可能で、ルビーをセンターに配したダイヤモンドネックレスとして、異なる着こなしを楽しめます。

深紅のモザンビークルビーが輝く、美しいネックレス。

情熱的なハートが鼓動するような、力強さを表現しています。

画像出展元:Cartier